なは教育の日関連事業として、那覇市青少年健全育成市民会議が主催する『新春朗読会』が3年ぶりに開催されました。
今回は低学年、高学年の2回公演となりました。
「新春朗読会」朗読家 熊澤南水氏 場所:与儀小学校
朗読会開催趣旨
開催趣旨として、青少年健全育成を図るための文化活動の一環として、東京を中心に幅広く活動を続けている舞台朗読家 熊澤南水氏による舞台朗読で、肉声だけで創り出す豊かな物語の世界を味わい、言葉の大切さを学び、集団活動におけるマナーや舞台鑑賞のマナーを身につける機会となっています。
子供たちの感想
南水先生が朗読の「いのちをいただく」を聴いての感想は
低学年(1~3年生)の児童からは、「いのちの大切さがわかりました」
高学年(4~6年生)の児童からは、いつもは給食を食べるとき「いただきます」と普通に言っていたが、今日のお話を聴いて、これからは「いただきます」を心から気持ちを込めて言いたいと思います。
また、南水先生が朗読した「蜘蛛の糸」を聴いての感想は
高学年の児童からは、自分の心ひとつで、みんながだめになってしまう、自分だけ、よければいいわけではないということがわかりました。
南水先生から、「いろいろなメッセージが作品からあったと思います。メッセージを受け取り、自分ならどう考えるか、それぞれの答えを出してもらいたいと思います」と児童へ伝えていました。
最後に、与儀小学校を代表して6年生の児童から、南水先生へのお礼の言葉がありました。
与儀小学校のみなさま、新春朗読会の開催のために、舞台の準備や運営など、ありがとうございました。
参加した市民会議役員の感想
「いのちをいただく」朗読で聴くのは初めてで、とても感動しました。
生徒たちもとても静かに熱心に聞いてくれていました。
『お話を聞いて、自分の頭の中で想像する』という事は、画像をすぐ見ることの出来る現代においては、なかなか出来ないことですが、南水先生の朗読を聞いて、一人一人の登場人物をすぐに思い描く事ができました。子ども達の心にもきっと響いたと思います。
特に高学年の児童は、身動き一つせず、集中していたので、本当に良い体験をしたと思います。