なは教育の日関連事業として、那覇市青少年健全育成市民会議が主催する『新春朗読会』が開催されました。中学校での新春朗読会は12年ぶりとなりました。
朗読会開催趣旨
開催趣旨として、青少年健全育成を図るための文化活動の一環として、東京を中心に幅広く活動を続けている舞台朗読家 熊澤南水氏による舞台朗読で、肉声だけで創り出す豊かな物語の世界を味わい、言葉の大切さを学び、集団活動におけるマナーや舞台鑑賞のマナーを身につける機会となっています。
子どもたちの感想
熊澤南水先生の迫力ある、ひとり語りを間近に見て、生徒たちは静かに聴きいっていました。朗読を終えて、生徒たちはそれぞれが物語の情景を思い浮かべ、感想を述べていた。
「いのちをいただく」の感想では、「命」の大切さや「食」の大切さ、感謝の気持ちを述べる生徒がいました。
「蜘蛛の糸」の感想では、「自分だけ良ければいいわけではないということがわかりました。」などの感想が述べられました。
最後に、南水先生から「ひとつの言葉に励まされ、ひとつの言葉に傷ついた 言葉は魔物 使い方ひとつで毒にもなれば 薬にもなる」というお言葉を頂きました。
メッセージを受け取り、自分ならどう考えるか、それぞれの答えを出してもらいたいと思います」と生徒たちへ伝えていました。
最後に、安岡中学校を代表して各学級の代表から、南水先生へ感想とお礼の言葉がありました。安岡中学校のみなさま、新春朗読会の開催のために、舞台の準備や運営など、ありがとうございました。
事業名「新春朗読会」
開催日時 1月31日(水)8時40分~12時45分
開催場所 那覇市立安岡中学校
参加者数 288人(1学年8クラス)
朗読演目
① いのちをいただく:内田 美智子 作
② 蜘蛛の糸 :芥川 龍之介 作
1校時(1学生) 8:40~ 9:30(各2クラス)
2校時(1学生) 9:45~10:35(各2クラス)
3校時(1学生) 10:50~11:40(各2クラス)
4校時(1学生)11:55~12:45(各2クラス)